『COLORFUL DAYS』

 

作詞・作曲 aiki

 

 

嫌いな季節が来た なのに

どこかで待っていたようなそんな気になる

懐かしい風の匂いがほら そこに

髪の下をすり抜けて追い越していった

 

子どもの頃 助手席で聴いたあの曲を

今運転席で聴きながらそこへ向かっている

 

わかりやすくつくため息も

潮風になびくその前髪も

どんなことも全てあの日に置いてきたよ

無くさないように

でも今少しだけまた君に恋をする

 

 

移り変わりゆく景色の中で 今も

変わらずにそのままでいる気がする

弾けるように淡い記憶がほら そこに

切ない香り放つようにいつも追いかけてきた

 

澄み渡る空の青が頬を染めるような赤に

忘れてた記憶を巻き戻す

音になり夜空(そら)に咲く

 

白い朝顔柄の浴衣

かわらないもの ずっと胸(ここ)にあって

昔より伸びた髪や背が

向かう足を早くさせる

 

 

わかりやすく擦れる足音や

困ったように笑うその顔は

あの日から何も変わってなくて

ここからまた始めていける

ほら今少しずつまた君に恋をする